アニソン主題歌店

DVDもそうですが、CDも直したものを交換する等して頂きたいですね。
「売り物」として見た場合は残念ながら「落第」
　劇中オープニング／エンディングのボーカル物２曲（＋おまけ）を含む、ＢＧＭ中心のアルバムです。ＢＧＭはこの手のものにありがちな「寄せ集め」という印象はあまりなく、ほぼ終始「なごみ系」でまとめられています。（７・８・１１・１２曲目が例外）

　このＣＤでまず耳につくのは、高音域の付帯音（ひずみ）です。ただし例外として、９・１０・１２・１３曲目には感じられません。棲み分けの理由が特に見あたらないことから、「制作上の意図」とは考えにくいです。私は自身で設計したオーディオ装置を長く使っているので、世間一般のレベルがどの程度かはわかりませんが、この程度の違いなどわかるはずがないと軽く考えたのでしょうか？

　この付帯音で一番犠牲になったのが１４曲目の So Long 〜でしょう。アコースティック楽器主体の曲ですが、それらのニュアンスがことごとく死んでいます。岡崎律子さんの Morning Grace／私の愛は小さいけれど（KICM 3037）とは正反対で、まさに「生ける屍」状態です。心が洗われるような美しい旋律や編成であるだけに、これではとても鑑賞に堪えません。

　これがボーカル物２曲になるとさらにひどくなります。過剰なコンプレッションが行われた上にひずみだらけのボーカルが付加され、これではもはや「音楽」とは呼べません。１曲目の「そ・れ・い・ゆ」は非常にいい曲ですが、それに対してこのような「仕打ち」を行ったことは断固として許せません。

　曲としてのグレードは高いのですが、録音のプロとしての仕事ぶりや「売り物」として見た場合は「落第」と言わざるを得ないので、最低ランクの評価とします。活用法としては、おまけ部分をパソコンや留守番電話に取り込むといったところでしょうか。さもなくば「コレクターズアイテム」です。曲を聴く場合の装置はパソコンのスピーカ程度を推奨します。分解能の高い装置になればなるほど苦痛を伴うでしょう。
待望の続編
待ちに待った作品が再び甦る！
サントラを聴いて音を楽しみたいものだ

「アフタースクール after school」というタイトルの通り、放課後にひとりになると考えてしまうような想いがその独特の曲調に合わせて歌われており、「とりおまてぃっく」の三人それぞれの想いが、本音が伝わってくる。

今までになかったような曲調のこの曲は、聴いていて新鮮だということ以外にも、その歌詞にこめられている思いを言葉以外の音という手段を使って表している。
そのため、二重の表現手段によって伝わってくる「想い」の重さは、聴いている人を感動させ考えさせる。
結構深い内容が含まれているので、それを完全に理解するのは難しいだろう。

そのため、聴いていて手ごたえのある曲になっている。

「いち、にの、さんっ、Peace!」は、それとはまた別のにぎやか路線で、明るく楽しい曲になっている。

「まほろDEまんぼ!ー!（ウキウキ Hip-Pop VERSION）」は、原曲のイメージとは少し変わったアレンジをしており、これも弾けている曲である。

少し志向が変わった二曲が組み合わさったこのCD。

2003年1月24日に
まほろまてぃっく〜もっと美しいもの
企画アルバム

そのエンディングバージョンのカントリーロードが収められています。
カントリーロードというと、オリビア・ニュートン・ジョンのアレンジ
や原曲を歌われて方もいますが、本名陽子は前者とはまた違った、透き
通った歌声が特徴です。

私は、聞きほれました。いつ聞いてもいいです。
他の曲ももちろんいいですよ。「耳をすませば」ファンとしては好きです。
サントラよりもお薦め
野見祐二さんが音楽を担当した「耳をすませば」のイメージアルバム。宮崎アニメは久石譲さんが担当することが多いのですが、本作でなぜ野見さんが音楽を担当されたのか、それは映画の中での調和を見ていただければお分かりかと思います。心理描写の多いこの映画では野見さんの音楽が実によく映えます。

さて、サウンドトラックとイメージアルバムの購入で迷っている方もいらっしゃるかと思いますが、私はイメージアルバムの方を推奨します。サントラは音源集という副次的な産物。結果、短い曲が多くぶつ切りな印象を与えるのに対して、イメージアルバムはそれ自体を商品として製作されているためそういった不具合が解消されています。このあたりは好き好きだと思いますが。
さて、本作では名曲「バロンのうた」で原曲の素晴らしいアレンジが子供達の合唱に置き換えられてしまっているのが少々残念ですが、アルバム全体としては非常に良い出来です。コンクリートロードの合唱もききものですし、映画を見た人なら納得の一枚ではないでしょうか。
野見テイストがより味わえます
このＣＤを買うのを検討されている方は、すでにサウンドトラックを
所有されている方が多いと思います。

私もサントラをすでに持っていますが、買う価値はあったと思いました。１つは丘の町などの原曲がサントラと違った雰囲気でこれがまた素晴らしいのと、サントラ未収録のバロンのうたの合唱バージョンが入っているところでしょうか。