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[ DVD ]
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坂本真綾LIVE TOUR 2009 “WE ARE KAZEYOMI!” [DVD]
・坂本真綾
【flying DOG】
発売日: 2009-05-20
参考価格: 6,615 円(税込)
販売価格: 5,023 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,228円〜
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- 収録曲 - 1. Vento~OPENING~ 2. Get No Satisfact... 3. トライアングラー 4. ループ 5. MC1 6. 風待ちジェット~kazeyomi... 7. 雨が降る 8. Remedy 9. MC2 10. 奇跡の海 11. 風が吹く日 12. プラリネ 13. Lucy 14. 走る 15. MC3 ・・・
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カスタマー平均評価: 4.5
かわいい 坂本真綾のライヴ、初のDVD化真綾ちゃんの大ファンなのですが私のように大勢の人がいる場所に行けない人間にはDVD化は願ってもみないことでした。「トライアングラーの高音が残念」と言われていますが私はぜんぜん気になりませんでしたよなによりも真綾ちゃんかわいい!涙を流す姿がきれいでした。つられて一緒に泣いてしまいました。 真綾FANなら珠玉の逸品 なかなかLIVEを遣ってくれない上に場所も限られているので、チケットも手に入らず身に行けなかったFANの為のDVDだろう。FANなら喜び、興味の無い人からは一切の価値を見出せない、そんな代物です。 音割れ 他の方も書かれていましたが、当方もps3で視聴時、音割れスゴイです。普通のdvdプレイヤーだとまったく問題なかったですが、画質を考えるとps3で見たいのに。 宝物。 ときどき音がはずれていたり、歌詞忘れちゃったり、「走る」もっと盛り上がってたのに・・・
などなど不満も無くはないのですが、問題ないです。疲れてる時に見ると元気でます。
発売してくれた事に感謝。次のライブ楽しみにしてます。 最高です☆★ 真綾ちゃんの久し振りのライブ!!
私は初めてDVDで拝見したのですが、もうなんか感動です。
心に透き通るような歌声に聞き入り、時間があっという間に過ぎてしまいました。
気になる方は、見た方が良いですよ!!
みて良かった・・・!!!!!ってきっと思えますから!!
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[ CD ]
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かぜよみ
・坂本真綾
【flying DOG】
発売日: 2009-01-14
参考価格: 3,045 円(税込)
販売価格: 3,045 円(税込)
Amazonポイント: 30 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,250円〜
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- 収録曲 - 1. Vento 2. トライアングラー 3. 風待ちジェット~kazeyomi... 4. Remedy 5. 雨が降る 6. Get No Satisfact... 7. 蒼のエーテル 8. 失恋カフェ 9. SONIC BOOM 10. ピーナッツ 11. さいごの果実 12. Colors 13. カザミドリ 14. ギター弾きになりたいな
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カスタマー平均評価: 5
長く聴けそうなアルバム 坂本真綾6thアルバム。CDを再生して聴こえてくるのは耳に優しい曲の数々。優しさ、温かさ、を含んだ歌声とサウンド。耳に優しいアルバム。日常生活でのストレスや疲れを和らげてくれる癒し効果のある曲が多いと思いましたが、その中にポップな曲や2「トライアングラー」6「Get No Satisfaction」のようなアップな曲があり、静けさと明るさのメリハリの効いたアルバムだと思いました。サウンドはシンプルで最初聴いた時のインパクトは強くなく派手さに欠けますが、耳から入ってくる坂本さんの歌声は優しさの中にも芯の強さがあり、歌詞もほとんど(全14曲中11曲)坂本さんが書いているので歌手・坂本真綾のやりたい事、魅力、表現力を活かした素晴らしいアルバムだと思いました。坂本さんのアルバムは初めて聴いたのですが他のアルバムも聴いてみたくなりました。 安定した素晴らしい歌声 発売前は、どういったアルバムになるのか少々不安でしたが、
最後まで聞き終わるとそんなものは払拭されました。
どこか 欧風で心地よい曲調の1番で始まり
風待ちジェットもかぜよみの雰囲気にぴったりと
うまくアレンジされていて
曲順のセットの仕方も雰囲気を壊さぬようとても流れよく
組まれていて
全体的にとてもゆったりした中にもピリッときかしていて
坂本真綾さんの澄んだ声が心に響き印象深いアルバムです。
今回のアルバムはさらに声が安定している感じがしました。
舞台ではレミゼラブルでのエポニーヌのソロがとても素晴らしくて
こういう舞台経験も坂本真綾さんを成長させている一つだとも感じるので
これからも様々なことに挑戦したり新しい曲に活かしてもらえれば
と思いました。
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[ CD ]
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Single Collection Hotchpotch (ハチポチ)
・坂本真綾
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 1999-12-16
参考価格: 3,045 円(税込)
販売価格: 2,743 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,780円〜
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- 収録曲 - 1. 約束はいらない 2. ともだち 3. ボクらの歴史 4. Gift 5. 君に会いにいこう 6. 光の中へ 7. Light of love 8. 奇跡の海 9. Active Heart 10. パイロット 11. プラチナ 12. 24~twenty-four 13. 恋人について 14. ポケットを空にして 15. CALL YOUR NAME
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カスタマー平均評価: 4.5
卒業アルバム 菅野氏の作る曲は真綾の年齢とともに変化してきましたが、
この頃が初々しさでいったらおそらくピークでしょう。
00年以降の曲にはない良さがありますね。
聞きやすい良質ポップがたくさん収録されているので入門盤としては推奨されるでしょう。
「10代を卒業」して、「次のステップ」へ進む彼女への「少女だった頃の思い出」として刻まれるアルバムです。 「天空のエスカフローネ」関連曲が結構多いですね。 笠原弘子さんを「姉」と慕う「こまどり4姉妹(他に冨永みーなさん・藤枝成子さん)」の末妹格・坂本真綾さん。このCDにある曲の中で「TVアニメ関連曲」を探してみると下のとおりです。
「天空のエスカフローネ(平成8年4?9月)」:「1(OP曲)・2(挿入歌)・6・14(以上イメージソング)」、「15」は映画版(平成12年6月)のイメージソングです。
「CLAMP学園探偵団(平成9年5?10月)」:「4(2代目ED曲)」
「ブレンパワード(平成10年4?11月)」:「7(挿入歌)」
「ロードス島戦記-英雄騎士伝(平成10年4?10月)」:「8(OP曲)」
「カードキャプターさくら?さくらカード編(平成11年9月?平成12年3月)」:「11(OP曲)」
まあ私は、「天空のエスカフローネ」(as神崎ひとみ)を見ていたこともあり、また私なりに興味のあったゲーム「北へ-White Illumination」にも声優出演(asターニャ・リビンスキー)したとあって、それなりに注目していたのですが、声優兼歌手としては大成功だと思います。このCDがいわばその活動を収録した「前編」と言う形になるでしょうか。
「EMOTION 20周年記念テーマコレクション-TV編」に「1・8」が、「アニメわんわん」に「11」が収録されましたね。この2枚が登場したことで少し価値が落ちて、この評価です。 青いボーカルもここで一区切り アルバム未収録曲を中心に収録した編集盤。アニメタイアップとして発表された作品が中心なので、アルバムとしての統一したメッセージ性がある訳ではない。なのでタイトル通りごちゃ混ぜの楽曲群を気軽に楽しむのもいいが、坂本ファンならボーカルの青さに注目したい。眩しいほどの青春を爽快に歌うM-4、M-9、M-11はもちろんのこと、彼女より年上設定の歌詞と思われるM-6では、深刻な失恋ソングがどこか牧歌的に響いてしまうボーカルから逆に彼女の若さが浮き彫りになっている。
ところで、このアルバムには唯一録り下ろしのM-15が収録されているが、自ら作詞した坂本が「自分自身に向けた」というこの曲は、今後の彼女の音楽の志向が自身に内向していくことを示唆している。 先入観を持たずに聴くべし! 収録されている楽曲ががアニメやゲームの主題歌で,歌っているのが声優...となれば,オタク向けのアルバムと思われても仕方ありませんが,これはそれだけに留めておくには実にもったいないアルバムなのです。
何しろ,POPミュージックとしての完成度が極めて高いんですよね。
それもそのはず,収録されている全曲の作曲及びプロデュースを『攻殻機動隊』等の音楽で知られる菅野よう子が担当しているのです。
随所にバグパイプやブルガリアン・ヴォイスといったワールド・ミュージック系のサウンドを折り込んだり,分厚いストリングスやコーラスを導入するあたりはいかにも菅野よう子のサウンドだなぁ...という感じですが,アニメやゲームの主題歌が中心ということもあり,メロディーはこの上もなくPOPなんですよね。
そしてそのPOPなメロディーに坂本真綾の素直で透明感のある歌声が実にぴったりとはまるのです。
収録されている曲も軽めのPOPからワールド・ミュージック風の曲までヴァラエティーに富んでいますが,その中でもプログレといっても違和感のない壮大な曲『Light Of Love』には圧倒されてしまいました。
これは変な先入観さえなければ,色々な音楽を聴いてきた人ほど楽しめるアルバムだと思いますね。 癒やしの世界 ある曲がキッカケで坂本真綾さんのことを知りました。声優さんでもあるんですね★坂本真綾さんの他の曲も聞きたくて、ベスト版を買いました…素晴らしいですね!僕は普段、R&Bやラップ、ロックしか聴かないのですが…初めて曲を聴いて、癒されました。透き通った声が和みの時間を与えてくれますねo(^-^)o本当の時間を忘れてしまうくらいです!ストレスが溜まっている人にオススメです('-^*)/bookレットの写真も、すごくキレイです!!オススメ曲は、♪プラチナです
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[ CD ]
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シングルコレクション ニコパチ
・坂本真綾 ・坂本真綾 feat.steve conte
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 2003-07-30
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,365 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,695円〜
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- 収録曲 - 1. 夜明けのオクターブ 2. ヘミソフィア (TVアニメーショ... 3. ダニエル (TVドラマ「真夜中は... 4. バイク (TVアニメーション「地... 5. しっぽのうた (「Napple ... 6. 指輪 (劇場版「エスカフローネ」... 7. 音楽 8. みどりのはね 9. シマシマ 10. キミドリ (タイトー「白中探険部... 11. tune the rainbow... 12. Toto (TVドラマ「真夜中は... 13. Here (TVドラマ「真夜中は... 14. ベクトル 15. THE GARDEN OF EV... ・・・
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カスタマー平均評価: 4.5
「ラーゼフォン」や「地球少女アルジュナ」もこの人ですね こちらは「ハチポチ」よりは、ちょっとアニメ関連曲が少ないですね。まあ、これは曲目リストにどのアニメの関連曲かも書かれているので、「さらに詳しく」とはしませんけどね。
また、「2・4」が「アニメわん」、「11」が「アニメわんわん」に収録されましたか。
また、これや「ハチポチ」に収録されなかった曲としては、「地球少女アルジュナ(平成13年1?3月)」関連でもう1曲「マメシバ(ED曲)」や、これの登場後にアニメ放映されたCLAMP作品「ツバサ・クロニクル」にて、「ループ(平成17年4?10月の時のED曲)」「風待ちジェット(平成18年4?11月の時のED曲)」を、「リスキー・セフティ(平成11年10月?平成12年4月)」の関連で「夜明けの風ききながら(ED曲)」を歌っています、もし次があればその4曲の収録を希望しますよ。
菅野祭り 菅野よう子祭りのような16曲です。
菅野さんといえば、攻殻機動隊の音楽を担当したことなどで有名、現在でも2年先ほどまで仕事が埋まっているというほどの人気作曲家ですが、様々な曲調、ジャンルの曲をたくみに作っています。
このアルバムは菅野さんによく楽曲提供してもらっている坂本真綾さんのアルバムなわけですが、まさしくその菅野さんの特長というか才能があふれています。
本人も自嘲気味に「金の小手先」というほどの専門外の楽曲さえ難なく作ってしまうセンスにこれでもかとふれられます。
悪く言えば「耳に残りにくい透明な楽曲」ですが、「仕事しながら透明な世界に入れる楽曲」なら間違いないクオリティです。 さすがです♪ まさにベストです。正直これに入ってる曲は、ほとんどCD持っているのですが、それでも買って損しなかったですよ。なんか極端に明るくなったり、暗くなったりしてて、統一感がないですが。(まぁ、ベストだから当たり前だけどね。)菅野さんが創りだす素晴らしいメロディと、真綾さんの癒しボイスのコラボは…もう、文句のつけようがないです!!個人的には珍しく、捨て曲がなかったですし。やはり【tune the rainbow】は何度聞いても良い。【指輪】はシングルバージョンの方が好きです。気になる人は是非、シングルも買って聞き比べてみてください♪あと、【キミドリ】は初CD化です。他のシングルやらアルバムには入っていない、貴重な名曲。とにかく、値段からしてもおすすめな一品。 たった数年でこんなに変化して・・・ アルバム未収録曲を収録した編集盤第二弾。菅野よう子のやや鼻に付く大仰なアレンジが前面に展開されるようになったのも、そんな過剰な演出から浮かないだけの歌唱力を坂本が持ったからこそ。あるいは、「菅野よう子の楽器」と揶揄されるほどに菅野の作るサウンドに特化したからと言うべきか。特にアンサンブルに溶け込むあまりボーカルから身体性がすっかり希薄化したM-7、M-8、M-15などは、4年前にリリースされた前回のコンピ盤と比べると、愕然とせずにはいられない。
そのほかには、観念的なメッセージを未消化のまま吐き出したようなM-10、珠玉の名バラードM-11など、さまざまなアプローチがなされているが、後半のM-14などはUKロックの大味な習作といった感じで、この時点ではまだ生硬な坂本の英語の発音も相まって今ひとつの出来映え。
良くも悪くも2000年以降の坂本の変遷が如実に反映されている一枚だ。 いつも聴いていたい!! 私は『ヘミソフィア』を聴いてこのアルバムを即買いしました。
中性的で、低音まで澄みきった真綾さんの歌声。
その歌詞から、音楽から、そして何よりも真綾さんの歌声から、憔悴、焦り、不安、絶望、さまざまな感情が私の中にながれこんでくるようで
初めて聴いたとき(TBでした)はホント唖然としちゃいましたvv
【少年】と【大人】の間。そんな難しい時期をすごく的確に描写した歌だと思います。『ヘミソフィア』いいですよお・・・(ぐっ)
今まではハヤリモノをちょこーっとチェックするぐらいで。邦楽とか・・・あんまり聴かなかったんですけど、『ニコパチ』にはいってる曲は、ぜんぶ自信持っておすすめできます!
是非聴いてみて下さいね!
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[ CD ]
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Lucy(ルーシー)
・坂本真綾
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 2001-03-28
参考価格: 3,045 円(税込)
販売価格: 2,743 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,650円〜
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- 収録曲 - 1. Lucy 2. マメシバ 3. アストロボの空 4. アルカロイド 5. 紅茶 6. 木登りと赤いスカート 7. Life is good 8. Honey bunny 9. Tシャツ 10. 空気と星 11. Rule~色褪せない日々 12. 私は丘の上から花瓶を投げる
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カスタマー平均評価: 5
私は屋根の上からとうもろこしを投げる このアルバムを購入したのは8年ほど前になりますが、今までこれ以上の作品に出会った
ことはありません。ポップスという枠を逸脱した感すらあり、ボーカルミュートでも12曲
心地よく味わえます。本当に色んな美味しさが詰まっております。
ジャケットの真綾たんはすべすべしてます。良いです。
タイトルにとうもろこしを投げる、と付けましたがまさにその通りです。
初めて聴いた瞬間何かが外れ、とうもろこしを投げました。
名盤「DIVE」と違い、アップテンポの曲が多めですので、
朝から良し、昼下がり良し、会社帰り良し、お得です。
クッキーと紅茶さえあれば何度でも繰り返しイケます。
そこそこ盛り上がったところで「DIVE」→「30min」と落とすか、
「少年アリス」→「イージーリスニング」で余韻に浸るのも◯です。
ただし、このアルバムは「ニコパチ」「かぜよみ」との組み合わせによる連続視聴には向きません。
どの作品も単体としての出来が、そこらの捨て曲含みJPOP等の「それ」とは遥かにレベルが違いますので、
先ほど上にて挙げました組み合わせ以外で視聴される際は、アルバム単位でお楽しみ下さい。
最後に個人的なおすすめ曲ですが、
2. マメシバ (後半の押し寄せに息を呑みます)
5. 紅茶 (切なさの中に温かい強さを感じます。まさに紅茶)
7. Life is good (心地よい音のテンポ、中盤での高揚感が最高潮!?)
9. Tシャツ (繊細な音の上に織りなす、柔らかく強い気持ち、まさにTシャツ)
11. Rule?色褪せない日々 (ボランティアをしてもいいという気持ちになれる)
12. 私は丘の上から花瓶を投げる ( 私は屋根の上からとうもろこしを投げる)
世界に通用するアルバムです。 万人受けする作品 内容的にもパッケージ的にも、アニメとか声優に抵抗がある人にも問題なくオススメできます。というか、声優だから…みたいな理由でこれを聞かないのは、もったいなさすぎる。真綾さんのCDの中でも一位、二位を争う出来。さすがは菅野さん、どの曲も真綾さんの声の魅力を引き出しまくってて…言葉にできないほどの感動が味わえます。お気に入りは、「私なら愛しさだけでどんな場所へでも 迷わないで走ってゆける」という、犬的な詞がなんとも愛らしく印象深い「マメシバ」ですかね。でも「ストロボの空」もいいし、「紅茶」も…うーん、つまり、みんないいんです!!ぜひ、聞いてみてください。間違いなくこの価格以上の価値があるCDです。 …奇跡 …と言うより坂本真綾と菅野よう子の組み合わせは、むしろ反則です菅野プロデュースの作品の中ではコレとDIVE辺りが面白いかな?少年アリスまで行くと成熟しきった感があって良くも悪くも安心して聴けてしまうので…菅野よう子のファンなら是非、菅野プロデュースを離れてからの坂本真綾と聞き比べる事をお勧めしますその落差たるやもはや痛快!!まあ坂本真綾のファンとしては正直、やるせない気持ちもありますが… これは良い 正直、買ってから数回聴いた段階ではぱっとしない印象だった。ファンの間で名曲と言われるマメシバにしても、「あれ?、こんなもんだっけ??」という印象。悪くはないけど、物足りなさを感じた。
しかし録音の仕方なのかアレンジの問題なのか、詳しい事はわからないけれど、このアルバムは相当音量を大きくして聴くと魅力が分かる。個人的には、もうちょっとヴォーカルが前面にでるような味付けをして欲しかった。なかなか普段、大音量でいつも聴くという訳にもいかないので。
4曲目はとくに、もっとポップな感じに、すこし胡蝶気味にした方が良い気がする。普段自分が聴く音量では「薄?い」感じがしてしまって、なんか物足りないのだ(全体に)。アルバム「ニコパチ」はその点、完璧だった。アルバム「少年アリス」も最初は物足りなく感じたが、これがBGMとして最適なのに気づいた。聴いていて疲れないし、読書の邪魔にもならない。
マメシバ以外にも、良い曲がたくさんは言っている。言葉でどれがどうでと言っても所詮聴かねば分からないので省略。しかしアルバムトータルでの質は高いとだけつけ加えておきたい。 一番好きなアルバム 今や管野さんのプロデュースを離れ、新しい試みをされている真綾さんですが、このアルバムの頃が管野プロデュース熟成期とでもいいますか、一つ一つの曲を自分の物として生き生きと歌っているようで、とても好きなアルバムです。前述のように今は様々な音楽性を模索されてるようですが、いつかまた管野さんプロデュース、そいてゆくゆくはセルフプロデュースしたアルバムを聴いてみたいなと思います。
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[ CD ]
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少年アリス
・菅野よう子 ・坂本真綾 ・一倉宏 ・troy ・岩里祐穂 ・chris mosdell ・alan brey
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 2003-12-10
参考価格: 3,045 円(税込)
販売価格: 2,743 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,010円〜
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- 収録曲 - 1. うちゅうひこうしのうた 2. ソラヲミロ 3. スクラップ〜別れの詩 4. まきばアリス! 5. 真昼が雪 6. KINGFISHER GIRL(... 7. ヒーロー 8. 夜 9. CALL TO ME 10. 光あれ 11. ちびっこフォーク 12. park amsterdam(t... 13. 03 14. おきてがみ
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カスタマー平均評価: 4
声も詩も曲も素晴らしい! 澄んだきれいな声、そして独特の世界観のある曲と詩。
たまたま車の中で聞くCDが欲しくて購入したところ、その世界に惹き込まれました。
一曲ずつが似ていない、というのも特徴だと思います。
聞いていると涼しくて優しい気持ちになれます。 自分の中では最高な作品でした 昔持ってたCDに汚れがついてしまい、聞けなくなったためもう一枚買うつもりでこのページにたどり着きましたが、
ついでに皆さんのレビューを見ていたら、まさか賛否両論な結果になるとは思いませんでした(笑)
なので、私も私の意見を書こうと思います。
確かに前3作みたいに、いろんな面の真綾さん(というよりいろんな菅野さんのほうが正しいではないかと思いますが)を堪能できないかもしれないのですが、
少年アリスは3作より優れた部分もあります。
それは、全体的な結束感は3作より強いところだと私は感じました。
ちゃんとテーマがあり、且つ曲風でもある程度で纏まっていたため、
パーツパーツで聞くと、最初はちょっと聞きづらいかもしれないのですが(昔の作品とちょっと変わったとこがあるが原因かもしれません。私も最初はダメでしたw)、2度目3度目になると段々筋が見えてくるはずです。
確かに一つのアルバムの中だったら、必ず好き嫌いがあると思いますが、一度飛ばさないで、最初から最後まで聞いてみたら、きっとこのアルバムを好きになれるはずだと思います。
ですから、私はやはりこのアルバムに星5つをあげます。 緻密な音で、散漫なプロデュースで・・・。 菅野よう子プロデュースとしては最後となる4th。鉄壁だった二人のチームワークにすでに軋みが生じていることを痛切に感じさせる一枚だ。
本作制作時に坂本がスランプ状態に陥っていたのは後に知られるところだが、その影響からか自作詞も歌声も、思い詰めたような雰囲気を感じさせるものが多い。そんな重苦しさと手詰まり感のある坂本の内的イメージに拮抗するように過剰に飾り立てたアンサンブルに、チグハグ感がつきまとうのだ。
アルバムタイトルからして寓意的でおぼろな世界観を志向したのだろう。それを反映するように、緻密に組み上げられたアンサンブルの中で坂本のボーカルを単なる音として響かせる菅野の手法は、これまで以上に徹底されている(M-1、M-6、M-7)。しかしその合間々々に観念的なメッセージが登場しては、そのたびに聞き手はメルヘンの世界から坂本の私的領域に引き戻される。両者のコントラストが際立つほど坂本と菅野の齟齬が強調されて、後に残るのは未消化のモヤモヤ感。M-14が坂本のその後を仄めかしている。 素晴らしい声 この作品で初めて坂本さんの音楽に触れました。声優もされているという事で、声が本当に美しいですね。結構むずかしいメロディだが多いと思うんですが、完璧に歌いこなしてらっしゃいます。澄んでいるのに少し中性的で素敵です。 一度は聴いて頂きたい作品 坂本真綾さんのCDはほとんど全て聴いてみましたが、この作品は特に素晴らしかったです!
真綾さんの優しく透明感のある歌声が最大限に生かされており、ロックからバラードまで完璧に歌いこなす彼女の技量は称賛に値します。
また菅野よう子さんの多彩で独創性のあるサウンドは、何度聴いても飽きがきません。その比類なき才能にはただただ感心するばかりです。
真綾&菅野の二人が創る世界は本当に素晴らしい!是非ともその世界に酔いしれてみて下さい。
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[ CD ]
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DIVE
・坂本真綾
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 1998-12-19
参考価格: 3,045 円(税込)
販売価格: 2,924 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,350円〜
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- 収録曲 - 1. I.D. 2. 走る(アルバム・ヴァージョン) 3. Baby Face 4. 月曜の朝 5. パイロット 6. Heavenly Blue 7. ピース 8. ユッカ 9. ねこといぬ 10. 孤独 11. DIVE
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カスタマー平均評価: 4.5
名盤。 個人的には、坂本真綾のアルバムの最高傑作。何回聞いたかわかりません。
みずみずしい歌声。相乗する音。歌詞。プロデューサーの菅野よう子抜きには語れません。
その上に、濡れたような声や感情の込め方など、坂本真綾の天性の資質があるから生まれた、
成長途中ならではの新鮮さにあふれた奇跡的なアルバムなんです。 深く静かに沁みこむ感じ 他のアルバムと比べて、正直、初めはとっつきにくい面があったのですが
聴き続けているうちに一番好きなアルバムになりました。
まさに深い海の底に差す光のような、
ほんとよくタイトルを「DIVE」としたなぁと改めて感心するほどのそんな印象です。
2ndアルバムだというのになかなかクセのある難曲が揃ってますが
まだ若干、拙さは残しつつも歌い上げているのは流石です。
ファンの人気の高い「走る」「ユッカ」ももちろん最高ですし、
「月曜の朝」のまさにあのけだるい感じもなんとも言えないのですが
個人的に「孤独」「DIVE」のくだりがもう泣けてしょうがない。。。
歌、詞、曲、ジャケットや曲順に至るまで色々な要素が絶妙なバランスで成り立っていて
真綾さんの中では一番聴けば聴くほど味が出るアルバムだと思います。
これのおかげで完全に坂本真綾ファンになってしまったので
正直、自分の拙い文章力&音楽知識の無さでこのアルバムについて書くことを憚られる思いと
書いたら書いたで好きすぎて間違いなく褒めすぎるので
話半分で読まれても切ないなぁと思いつつも、話半分でもいいので(笑)
多くの人に触れてほしい、そして聴き込んでほしいアルバムです。 『雨』を好きになれるから 前作「グレープフルーツ」はあどけなさが残る声と、明るくポップで時に切ないメロディーが心地よい、1stアルバムとは思えない完成度の一枚でした。しかし2ndアルバム「DIVE」では全く異なる一面を見せます。
ジャケットやブックレットはすべてモノトーンになり、作品全体の雰囲気も深く重いものになしました。この『深く重いイメージ』が「雨の日」に重なるんです。雨の日独特の空気の重さが、「月曜の朝」や切なさと儚さをあわせ持つ「孤独」のイメージにつながり、水面にできた波紋のように聞き手の中に広がっていきます。また、雨雲の隙間から射す太陽の光のように眩しい「ユッカ」もこのアルバムにアクセントを与えています。
雨を『濡れるから』と嫌う人に、「DIVE」を聞いて、澄んだ灰色の中で雨を感じて欲しいです。
「悲しみは乗り越えるためにある」と思えるから。 時代をさかのぼる 洋画・海外ドラマファンとして坂本真綾さんのことは名前を認識していました。2003年のドラマの出演で実物(ご本人)を知り、みんなのうたやドラマ『真夜中は別の顔』も観ていたので
その歌の名前が一致したときは少し驚いて現在に至ってます。曲の数々はさかのぼって聴いているのですが、名曲が多いというファンの意見に同感。このアルバムのなかですきなのは、「走る」、「ユッカ」、「ねこといぬ」、「孤独」、そしてアルバムタイトルにもなっている「DIVE」です。現在の歌唱力からすると、ホントに10代の若かりし頃という感じ。恋の歌もまだ、背伸びに近い感覚がありますが、今を知っているファンには微笑ましいかも。
これは、要望なのだけどこの頃の曲たちをリカバーしてもう一度アルバムにして欲しいんですよね。だめかな。現在は菅野さんから巣立って、新たな坂本真綾の音楽世界を模索している時期ですが、私は良いと思う。だって、才能のある人ほど自分への可能性へのチャレンジは必要だと思うから。それを批判するのは失礼かな。私は遡ったけど、この先は未来の坂本だな! オトナな雰囲気 聴くとちょっとアンニュイな気持ちになります。
携帯プレイヤで外に持ち出すより、家でゆっくり聴きたいアルバムですかね。
僕はコタツでまったりしながら聴く機会が多いです。
ブックレットが非常にいい出来で、これだけで星1つ足したいくらいです。
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[ CD ]
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イージーリスニング
・坂本真綾 ・hog ・サカモトマーヤ ・Shanti Snyder ・Chris Mosdell
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 2001-08-08
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 1,891 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,194円〜
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- 収録曲 - 1. inori 2. blind summer fish 3. doreddo 39 4. afternoon repose 5. bitter sweet 6. another grey day... 7. birds
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カスタマー平均評価: 5
とても聞き込みました。 今作はミニアルバムということもあり、収録曲は少ないですが、
普段の菅野よう子氏以外の敏腕アレンジャーなどの功績か、
いつもとカラーの違う「坂本真綾」を堪能できるでしょう。
今こうして菅野氏の手から離れたアルバムと比べてみると、
非常に深みがあるなと感服いたしますね(笑) 真綾さんの「大人の女」な1枚 皆さんの評価もとても高いですが、とにかく凄いとしか言えない1枚です。
タイアップやシングル曲皆無のコンセプトアルバム的なミニアルバムですが、
1曲1曲がしっかりしているうえ、通しで聴くと物語のような感触を受ける1枚。
日本語詞の曲は全て真綾さんの作詞ですが、少女っぽさが出ていた「Lucy」に対して
こちらは「大人」な匂いがする歌詞の曲が多いです。
当時の真綾さんは21歳、「Lucy」という「少女」から「大人の女」への転換期を感じさせますね。 水のような旋律 全体的にしっとりとして透明感の漂うアルバム。
ただの曲の羅列ではなく、アルバムとしての流れや雰囲気が確立されている名盤。こういうアルバムは一番好きな曲が決めにくい。
改めて菅野よう子と坂本真綾の実力を思い知る。他のアルバムを聞いてみると分かるが、
彼女らが奏でる音楽のジャンルの広さに驚かされる。ミニアルバムのため、聞きやすいのもポイントが高い。
坂本真綾入門としては適していないが、彼女の他の作品も好きなら是非聞いてみてほしい。 聞かないと損するかも? ルーシーもDIVEも捨てがたい!しかし、菅野×真綾コンビの最高傑作は、やはりこれかな?真綾さんのCD買ったのは、これが初めてだったんですが…物凄い衝撃をうけました。こんな音楽が存在しちゃってていいの?!ヤバイよ、もう他の安っぽい曲は聞けないよ、みたいな(笑)。いや実際、本当にアイドルとかの曲聞けなくなってしまいました…。曲数は少ないけど、どれもこれも聞く人を選ばない、レベルの高い楽曲なうえ、このお値段…良心的すぎ!!真綾さんファンでなくとも、買いな一枚です。しかし、なんと言われようが菅野×真綾コンビはやっぱりいい。だってあまりハズレがないですからね。むしろアタリばかり(笑)。 涙があふれる イージーリスニング、数多くあるマアヤのアルバムで一番の出来ではないかと、ひそかーに思ってます。とりあえず、きいてください。 絶対に後悔させません。 最高に、綺麗な 音楽 です!
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[ CD ]
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グレープフルーツ
・坂本真綾 ・菅野よう子 ・岩里祐穂 ・Gabriela Robin
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 1997-04-23
参考価格: 3,045 円(税込)
販売価格: 2,743 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,499円〜
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- 収録曲 - 1. フィール・マイセルフ 2. アイ・アンド・アイ 3. グレープフルーツ 4. 右ほっぺのニキビ 5. ポケットを空にして 6. オレンジ色とゆびきり 7. 青い瞳(リミックス) 8. 約束はいらない 9. マイ・ベスト・フレンド 10. 風が吹く日(マアヤ・ヴァージョン) 11. そのままでいいんだ
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カスタマー平均評価: 5
名曲は色褪せない もうすぐ発売してから10年が経とうとしていますが、いまだに聴いています。
なぜなら全く飽きないから。
タイトルに偽りなしの、ものすごくみずみずしいアルバム。
デビューシングルの「約束はいらない」を含め、いい曲満載です。
気になる方は、オフィシャルサイトで是非1度視聴してください。 グレープフルーツ?坂本真綾 「歌手」坂本真綾のファーストアルバムとしてはファンの皆様ご案内のところ。だが、まさにファーストととして初期?「今」に至るエッセンスをたっぷりジューシーに含んだファン必須アイテムでありましょう。 未だ根強い人気!! ファーストアルバムとは思えぬ完成度、表現力、多くのアルバムがリリースされた後も未だ根強い人気を誇り続ける「グレープフルーツ」。 シングルカットされた「約束はいらない」の素晴らしさは言うまでも ないのですが「ユッカ」などの隠れた超名曲が多いのがその理由だと 思います。発売から何年経っても色褪せる事のない(むしろ味わい深くなってゆく!)完成度は坂本真綾が天才たる所以か・・・ 声優ソングだと思って敬遠していると絶対損してます。(笑) 坂本真綾のファーストアルバム。 美しく透明感のある声、歌の上手さはこの頃から健在。 段々と成長を見せている後のアルバムも十二分に魅力的ですが 溢れんばかりの初々しさ、純粋さ、瑞々しさがこのアルバムの魅力であり、 それは、ファーストアルバムだからこその唯一無二な魅力でもあり、 どんなに時が経っても古くささを感じるよりも このアルバムにしかない魅力を感じることができると思います。 聴いた後にまさに「グレープフルーツ」のような爽やかさが残る名盤。 あまりにも純粋な歌声 「ポケットを空にして」「青い瞳」「約束はいらない」 「マイ・ベスト・フレンド」「風が吹く日」といった、 真綾さん主演のアニメ「天空のエスカフローネ」の サウンドトラックに収録されていた曲を中心に構成されています。「エスカフローネ」で真綾さんを知ったという人は 多いのではないかと思いますが、私もその一人です。 個人的に、「風が吹く日」は、エスカフローネ史上、 そして真綾さん史上に残る名曲だと信じているので、 この曲が収録されているという、それだけでも五つ星をあげたい。 ここまで純粋な歌をうたえる人は、今の日本には真綾さんしかいません。 あまりにもピュアな歌声に、心が浄化されるような心地がします。
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[ CD ]
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かぜよみ(初回限定盤)(DVD付)
・坂本真綾
【flying DOG】
発売日: 2009-01-14
参考価格: 3,570 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,900円〜
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- 収録曲 - 1. Vento 2. トライアングラー 3. 風待ちジェット~kazeyomi... 4. Remedy 5. 雨が降る 6. Get No Satisfact... 7. 蒼のエーテル 8. 失恋カフェ 9. SONIC BOOM 10. ピーナッツ 11. さいごの果実 12. Colors 13. カザミドリ 14. ギター弾きになりたいな
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カスタマー平均評価: 4.5
うーん… エスカフローネからのファンですが、なかなか管野さん以外ではグッとくる、
エンドレスリピートする作品がなく自分的には寂しい限りです。
この中では『Remedy』が私好みの少し涙腺を刺激される曲でしたが、他の曲
は一回聞いただけでは残念ながら特に印象的なものはなかったです。
(只、彼女の曲は少年アリスの『03』のように何回か聞く事により味が出て
くる事があるので何ともいえませんが…)
願わくは、『走る』『私は丘の上から花瓶を投げる』『紅茶』のようなアニメ
のタイアップなしに誰もが名曲と思わせる作品を織り交ぜてくれるといいんだけど。 曲はいいんだけど・・・ 今作は複数の作曲家を迎えてのアルバムで楽しみにしていました。
聞いてみて、肝心の歌そのものが下手になった印象を受けました。
「少年アリス」あたりのアルバムと比べると声がかなり弱いですね。
音楽も高めの音が多く、真綾さんの声とかぶって余計に聞こえないんですが・・。
私は舞台レ・ミゼラブルで真綾さんの歌を聞きましたが、そちらのほうが上手いぐらい><
なぜあの上手さをCDで出せないのかな。
こういう時もあるさ、と思って次回作に期待です。 緩急。 海外まで取り寄せようと思う歌い手さんは数少ないのですが、私にとって彼女はその数少ない中の一人です。
今回はタイアップ作品を見ないで聞くことで逆に見えてくるものもあるのかな、と思わせるアルバムでした。(これは私の生活環境の変化によるものですが)
逆にこのアルバムを聞いて、タイアップ作品がどのようなものか見てみたい気にもさせられます。今は海外でもYouTubeやニコ動で見られますし。
私の坂本さんの歌でもっとも好きな点は「緩急」です。
それはアルバムの中で曲の流れに表現される場合もあれば、一曲の中に表現される場合もあります。時に私にとっては首をかしげるパターンもあるのですが・・・。
その意味で今回「急」の部分の「トライアングラー」、妙に異様な感覚を受けてしまいました。なにか今回のアルバムの中では「出っ張って」いるように思います。
この曲はおそらく正にアニメ作品のために作られた曲なのでしょうね。
だとしたら、アルバムVer.を作って欲しかった気もするのですが・・・。
アニメ作品の人気が高かったようにお聞きしていますので、こいつを変えるのは難しいのも理解は出来るんですが・・。
星を一つ減らさせて頂いたのはこの部分。他はとても素晴らしい内容でした。 そして彼女は、「かぜよみ」になった。 まさにタイトル通りの作品だと感じました。
本作は様々な方の楽曲によって構成されていますが、彼女はその各楽曲が持つ雰囲気(=風)を読み取り、自らの歌声によって楽曲の魅力を引き出す事に成功しています。
楽曲は作者がいなければ生まれませんが、同時に歌い手がいなければその魅力は発揮されないままです。
かつては菅野×真綾という鉄壁のコンビネーションによって彼女の歌い手としての魅力は発揮されていましたが、今や彼女は如何なる楽曲であろうとも魅力を引き出す事のできる「かぜよみ」になったのだと実感した作品でした。 ふわり、風に舞う春の種子(たね) 冒頭1曲目から美しくも優雅な風景(かざげしき)を耳に拡げるのは、近年、
牧野由依のARIA楽曲などが強く印象に残っている、窪田ミナ奏でるピアノ曲。
そこからゆったりとした余裕のアプローチをみせる坂本真綾の最新アルバムは、
まさに「こなれた」という雰囲気たっぷり。ようやく菅野よう子という呪縛から
よい意味で脱皮できた、と感じた自分自身も、つい最近『LUCY』を再聴し、
まさにどれ一つとして捨て曲のないその完成度の高さに舌を巻いたばかりだ。
それでも真綾最新アルバム『かぜよみ』は、信頼のおけるクオリティの高い
優秀なスタッフに守られプロデュースされていた側から、いまや坂本真綾自身が
自分自身を「プロデュース」している、そんな心地よい安定感を感じるものだった。
ある意味で「夕凪LOOP」からの不安定な″揺れ"は、今でこそ必要だったのでは、とまで
思えるほど。ここに至るまでにあれこれ試行錯誤し、ようやく自分自身の足で立ち上がれた。
そんな彼女なりの余裕を感じるのだ。 ...『変わり始めている 怖いけど見守っていて』
『静かにそっと遠ざかる過去に ここで手を振るの』 『私をもっと もっと信じてあげたい』
そんな「Remedy」の歌詞や、そして終盤の「カザミドリ」にて、穏やかに紡がれる彼女自身の
内から湧き上がることばを追っていると、成長することは決して怖くない、そう素直に思えてくる。
ましてや彼女は20代後半...まだようやく自分自身の道を模索し、スタートを切り走り始めたばかり。
敢えて涙を飲んで分かれることで、新たな可能性を見出せる―(女も男も30代から。笑)
そんなちょっぴりの勇気と希望とに、ひと回り上の年代のこちらが励まされてしまうほど。
『いくつもの出会いと別れ、その先に私を待っているものがきっとあるから...』
そう、きっと彼女は春に芽生え空に舞った花の種なんだな、と思った。自分を育んでくれた
大地を離れ、そしていつしか自分自身も、その地上を潤す緑の大地となる。それが奇しくも、
彼女の育ての親である名プロデューサー菅野よう子との関係に重なる。勿論それだけではないが、
声優デビューから10数年が経ち、その揺るぎない歌の世界をここに確立してきたからこその、
この確かな実感。それでも「トライアングラー」や「Get No Satisfaction!」のような、相変わらずの
無邪気なやんちゃぶりも健在。かと思えば「失恋カフェ」では、28歳という齢の等身大の
本音が見え隠れする(演技面でも少し斜に構えた少年役が板についてきた今日この頃)。
まさに自分自身が風を切り、突っ疾走(ぱし)っていたこれまでとは違い、少し落ち着いて
空を見上げ、やっと風を感じることができるようになったというか。だから「雨が降る」という
確立した良作を経て、菅野曲バラード「蒼のエーテル」に還ることができたけれど、それさえも
どこかこそばゆい感じ。ああ、やはり彼女は大人の女性になったんだ、という感慨(おもい)が広がる。
冒頭の窪田ミナ曲「vento」に続き、まるで菅野ばりの存在感にあふれた英語曲「Colors」
も美しい。そして自身のすべての存在表明を終えた上で、こそっとカンマを置くように、
無邪気にしらばっくれた(笑)ラストを締めくくる「ギター弾きになりたいな」。
『ねえ、姿かたち変わってしまっても 私だときっと気づいて』...
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