アニソン主題歌店

なんだか惜しい
歌っているのは完璧別人。 FIRE BOMBERの名を冠してはいても別物として聴くべきですね。 英歌詞になっているせいなのか、歌い方も微妙に違ったりしてそこは少し面白いです。 だけど、原作至上主義というか…。 原曲が好きな方にはちょっと辛いかもしれません。 アツさが少し足りないように思えます。 やっぱ、福山芳樹の歌声こそ熱気バサラというイメージがある俺は物足りないですねえ。 歌バサラが英歌詞で歌ってくれたほうが個人的には嬉しいです。
プロトカルチャー
　どちらのファイヤーボンバーも、自分たちが本物だ、相手方が自分達をまねていると主張している。アメリカンの彼らは、マクロス１１だったろうか？　
　そもそも、ファイヤーボンバーの曲は、プロトカルチャーの歌をヒントに作られたものなのだ。だから、いくらなんでも、偶然同じ曲を作ってしまったということはありえない。

　曲自体は、バサラ達に負けず劣らず、本物のロックを聞かせてくれる。
　つまり、パクったのだ。
ENGLISH FIRE!!
オリジナルの英語版と考えるよりは、ある意味別物と考えたほうがいいかもしれません。おそらく、楽器隊やサブコーラスは、オリジナルと同じものだと思いますが、二人のボーカリストがまったく違います。へヴィメタルを思わせる男性ヴォーカルとソウルっぽい女性ヴォーカリストによる不思議な調和が、オリジナルよりも大人っぽい印象がありました。ノリはちょっとおとなしい感じがしました。歌詞カードに添付されている、メンバーのインタビューが結構笑えます。

音楽のインテリアにどうぞ
ハイテックシリーズは 1989年に企画されたシリーズで「風の谷のナウシカ」から「魔女の宅急便」までの 4作品で発売されました。「風の谷のナウシカ ハイテックシリーズ」の評価に説明を入れておきましたので、詳しくはそちらをご覧ください。 20年前 (2008年末現在) の作品なので、かなり「安っぽさ」を感じてしまうシリーズなのですが、「となりのトトロ」と同様、この「魔女の宅急便」は悪くない仕上がりで、特に問題なく楽しめると思います。 全体的に温もりを感じる演奏。基本的にシンセサイザーによるものですが、一部、生の楽器も入り、深みもあります。アンビエントとまではいかないものの、ポップスのアレンジ盤のような抽象的な編曲なので、音楽のインテリアにいいかもしれません。 あまり原曲にこだわると、そのイメージに引きずられ、原曲の魅力を壊すだけで終わってしまう「アレンジもの」。しかし挿入されているコメントにある「エスノポップ」風のアレンジは、いい方向にこの作品を完成させています。
とってもいいサントラですね。
魔女の宅急便のサントラシリーズは、2004年9月に価格が改定され、改めて発売されました。
それまで発売されていたサントラシリーズとは、価格が違うだけで商品内容は同一です。

この「ハイテックシリーズ」は、サントラ音楽集とは違い、ポップス調の落ち着いた感じにアレンジされたサントラです。
サントラ音楽集とはまた違った世界が広がります。心落ち着く、とってもおすすめの一枚です。ジャケットデザインもいいですね。

テレビシリーズを観た人は、ぜひ聴きましょう！
マクロス7テレビシリーズの続きにあたるお話で、CDシネマ3〜5でひとつの話になっています。「最終回の後、マクロス7船団はどうなったの！？」と気になっている方は、ぜひお聴きください♪ちなみに、CDシネマ１、2には登場しなかったマックス艦長が、このCDで遂に登場！第1話からやってくれますね(笑)！でも参謀はまだ出てきません…寂しい。

全体としての雰囲気は、テレビシリーズのあのイメージに、楽しい笑いとしっとりした情感が加わって一味違った趣深い様子になっているといえます。そして本編とはうって変わって、ラストに収録されている「熱血！歌番長バサラ」は完全ギャグのお話。とにかく笑えて素晴らしいです！